審査業務の効率化の施策を検討してきたものの、試行の大枠が定まらずプロジェクト推進の改善が急務な状態でした。
また、試作を行うにあたり、現行業務の分析が必須であり、生成AIを導入する業務の解明が必要な状態でした。

そこで、下記3点を中心にMetamorphoseがご提案し支援を行いました。

  • 生命保険の審査業務を整理し、可視化することで試行対象の選定
  • 生成AIが得意とする審査業務の整理(審査業務における審査者の観点の整理)
  • 生成AIのプロトタイプ作成と生成AI導入の可能性の調査

生命保険の審査業務の知見と生成AIの知見を合わせて、実行支援を行なった事例をご紹介します。

既存の審査業務における観点を漏れなく洗い出し、生成AIが判断するために必要な情報の選定と取得先の特定支援を実施しました。
また、審査者が独自に保有しているナレッジを可視化するため、審査担当者へのヒアリングをリードし、マニュアルや規定には表れない暗黙のナレッジを可視化することを実施しました。

Metamorphoseの支援体制と役割

全体プロジェクトマネージャーと協力し、プロジェクト支援体制を構成しました。
主に、クライアント側の業務関連のコミュニケーションについて、カウンターとなり調整を実施しました。

クライアントに提供したMetamorphoseならではの価値

クライアントに以下の3点を提供できたことでプロジェクトの推進に貢献しました。

  1. 実業務の課題抽出や分析にかかるMetamorphoseの知見・実績
  2. クライアントと伴走することによる腹落ち感のある実行可能な施策及び実行へのコミットメント
  3. Metamorphoseの専門家との連携による戦略から実行までの一気通貫支援

クライアント社内でIT化による業務の効率化を行なってきたものの、競合他社と比較して情報(データ)の活用ができておらず、情報利活用の施策が急務な状態でした。

そこで、下記3点を中心にMetamorphoseがご提案し支援を行いました。

  • 自社を取り巻く機会とリスクを踏まえた経営者視点による経営のビジョンと方向性を明確にすること
  • 上記の方向性を踏まえた既存戦略の見直しとデジタル技術と情報活用戦略の策定
  • 戦略を実行するために必要な体制や人材確保・育成の方向性の整理と実行支援

経営者視点でのDX戦略策定及び実行支援を行なった事例をご紹介します。

既存の中期経営計画をはじめ、現状の取り組みを経営者視点で踏まえ、様々な経営アジェンダを設定し新たなDX推進による新規事業、ビジネス革新の実現に向けた戦略策定支援を実施しました。
また、個別のアジェンダの推進においては、日本の事例にとどまらずグローバルベースで情報を収集し、戦略策定の参考としてプロジェクトを推進しました。

Metamorphoseの支援体制と役割

プロジェクトマネージャーが中心となり、デザイナーやリサーチャーと協力し、プロジェクト支援チームを構成しました。

クライアントに提供したMetamorphoseならではの価値

クライアントに以下の3点を提供できたことでプロジェクトを成功に導きました。

  1. 経営者視点での課題抽出や分析にかかるMetamorphoseの知見・実績
  2. 実行しないコンサルが作った戦略ではなく、クライアントと伴走することによる腹落ち感のある実行可能な戦略策定及び実行へのコミットメント
  3. Metamorphoseの多様な専門家との連携による戦略から実行までの一気通貫支援

合同会社メタモルフォーゼ(以下、当社)は、このたび「健康優良法人認定2025」を取得いたしました。この認定は、従業員の健康を経営の重要な課題と捉え、積極的に推進している企業に対して与えられるものです。

当社では、特にメンタルヘルスのサポート過重労働の抑制に重点を置き、デジタルトランスフォーメーション(DX)を活用しながら、生産性向上と働きやすい環境づくりに取り組んできました。本記事では、当社の健康経営の具体的な取り組みについてご紹介いたします。

1. メンタルヘルスの充実したサポート体制

従業員の心の健康を守ることは、企業の持続的な成長に欠かせません。当社では、メンタルヘルスケアの強化を最優先事項の一つとして掲げ、役員を含む全従業員が相互に支え合える環境づくりを進めています。

具体的な取り組みとしては、

✅ ストレスチェックの実施:定期的なストレス診断を行い、早期のケアを促進

✅ 相談窓口の設置:メンタルヘルス専門のカウンセラーと連携し、悩みを気軽に相談できる体制を構築

これらの施策を通じて、一人ひとりが安心して働ける職場環境を整えています。

2. DXの活用による生産性向上と過重労働の抑制

健康経営を実現するためには、従業員が無理なく高いパフォーマンスを発揮できる環境を整えることが重要です。当社では、DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した業務改善を推進し、過重労働の抑制と生産性向上を両立させています。

取り組みの例

✅ 業務の自動化:AIやRPAを導入し、ルーティーン業務にかかる時間を削減。

✅ リモートワークの推進:柔軟な働き方を取り入れ、業務効率を向上

✅ 労働時間の可視化:システムを活用し、適切な業務配分と休息の確保

これらの施策により、一人ひとりの負担を軽減しながら、より効率的に働ける環境を整えています。

3. 今後の健康経営への取り組み

今回の健康優良法人認定は、当社のこれまでの取り組みが評価された結果ですが、健康経営は一度の認定で終わるものではなく、継続的な努力が求められます。

今後も、

✔ メンタルヘルス支援のさらなる充実

✔ DXを活用した働き方改革の推進

✔ 従業員一人ひとりが健康で長く働ける環境の整備

に力を入れ、健康経営のさらなる発展を目指してまいります。

当社の健康経営の取り組みについて、他の投稿もぜひご覧ください。

弊社は、この度健康経営の取り組みが評価され、全国健康保険協会より「銀の盾認定」を取得いたしました。
本認定は、従業員の健康管理と職場環境の改善を推進する企業の努力を認めるものであり、重要なマイルストーンとなります。

銀の盾認定について

銀の盾認定は、全国健康保険協会が実施する健康経営認定制度の一部で、従業員の健康促進と働きやすい環境づくりに優れた企業に授与されます。この認定は、以下の3つの主要な評価基準に基づいて行われます:

  1. 従業員の健康管理
    • 健康診断やメンタルヘルスサポートの実施状況
  2. 働きやすい職場環境の整備
    • フレックスタイム制度やリモートワーク制度の導入状況
  3. 企業全体での健康意識の向上
    • 健康セミナーの開催や社内コミュニケーションの改善

健康経営への具体的な取り組み

弊社では、従業員の健康を経営戦略の一環として捉え、多岐にわたる施策を展開しています。以下は、主な取り組みの一部です。

  • 健康診断の受診率100%を達成

従業員の早期発見・早期治療を目的とした定期健康診断の実施により、全従業員が受診する体制を構築しました。また、結果に基づいたフォローアップ体制を強化し、健康リスクを未然に防止しています。

  • メンタルヘルスケアの充実

メンタルヘルス対策として、毎年ストレスチェックを実施しています。加えて、オンラインでのメンタルヘルス講座や、セルフケアのためのリソースも提供し、従業員の心の健康に配慮しています。

  • フレックスタイムおよびリモートワーク制度の導入

働き方改革の一環として、フレックスタイム制度とリモートワークを導入し、従業員が柔軟に働ける環境を整えました。この施策により、ライフワークバランスが向上し、従業員満足度も大幅に改善しています。

  • 運動・食生活の推奨

社内でのウォーキングやストレッチなどの運動の推進、栄養指導を実施し、健康的な生活習慣の促進を図っています。

今後の展望

今回の銀の盾認定を契機に、弊社はさらなる健康経営の強化を図ります。具体的には、以下のような新たな取り組みを予定しています:

持続可能な健康経営の推進
サステナブルな健康経営を目指し、オフィス環境の改善に取り組む予定です。例えば、自然光を活用したデザインやエコフレンドリーなオフィスレイアウトに変更し、従業員の健康と地球環境への配慮を両立させます。

健康イベントの開催
社内で定期的にウォーキングチャレンジ、健康セミナーなどのイベントを企画。これにより、従業員同士の交流を深めるとともに、健康意識を高めます。

働き方改革のさらなる推進
フレックスタイムやリモートワークの柔軟な活用を推進し、従業員がライフワークバランスを保ちながら働ける環境づくりを目指します。

今後も弊社は、従業員一人ひとりの健康を支えるため、さらなる改善・強化を図っていく所存です。健康で活力に満ちた職場づくりを通じて、より良いサービスを提供するため、今後も持続可能な経営を目指してまいります。

Metamorphoseでは、最新テクノロジーを安心/ボーダレスに使用可能な環境構築を行い個が得たノウハウをすべからく、かつより短期間で共有/活用して価値提供を行えるよう取り組んでいます。

弊社の経営は、従来の概念にとらわれず、新たなテクノロジーを積極的に活用し革新的な事業展開に取り組んでいます。デジタル化の高度化およびグローバルな挑戦を組み合わせることで事業の変化のきっかけを創造します。具体的な取り組みを次のとおりご紹介します。

コミュニケーションロスの削減

Metamorphoseでは、メンバーがそれぞれクライアントを担当しており、業務を行う拠点も様々なことからコミュニケーションには、数々の制約がありました。

そのため、業務をリモートワークで完結する仕組みが必須となっていました。

セキュアなリモートワークインフラの構築

業務環境の基盤となるインフラ整備については、ロケーションフリーを実現すべく業務環境のVDI化およびコミュニケーションツールのクラウド化を行いました。
VDIについては、ISO27001に準拠したネットワーク環境をベースにEDRを導入しセキュリティを確保しました。
2024年9月現在、一部のサーバのメンテナンスは、現地での作業が必要になるもののほぼすべてリモートでメンテナンスを行うことが可能となりました。これにより、1か月あたり約16時間程度(代表者1名)のメンテナンス時間を削減することに成功しました。

メンバー間の認識相違の防止

ロケーションが異なるメンバー間でのコミュニケーションは、電話やオンラインミーティングによる音声でのコミュニケーションも可能ですが同期的なコミュニケーションは、相手の時間の制約を受けます。そのため、文字ベースのチャットを中心とした非同期のコミュニケーションを実現する必要がありました。

しかし、従来のチャットだけでは、読まれなかったり見落としなどのコミュニケーションのロス(確認漏れ)が発生していました。
そこで、社内のタスクや依頼事項をすべてデジタル化かつクラウドツールに集約することで、非同期による共有を実現しました。
また、確認漏れを防止するため、チャットツールに登録・更新されたことを通知することで防止しました。

プロジェクト化した取り組みについては、タスクをクラウド上にWBSを作成するツールを構築することで可視化し共有することで、自身の担当タスクはツールに表示されることで情報を一元化することで、認識漏れの防止かつ効率的にタスク管理をすることが可能となりました。
また、ツールに一元化することで他のメンバーの状況をリアルタイムに把握することが可能となり、管理者がメンバーをより迅速にフォローすることが可能となりました。従来、週1回の定例ミーティングにて状況の報告・フォローを行っていたところ、1両日中にフォローすることができ最大4営業日の時間短縮に成功しました。
なお、従来は社内コミュニケーションのため、対面でのミーティングを週2回各1時間程度行っていましたが、週1回1時間程度にすることができ約5時間/月削減することができました。

フォローの迅速化

従来メンバーが業務で困った場合、メールやチャットで連絡して情報を共有していましたが相手が出先の場合、自宅など社内システム環境にアクセスできる場所に移動することが必要でした。そのため、返事が翌営業日以降となることが多く迅速とは言えない状況でした。

しかし、VDI環境やツールのクラウド化および業務をオンライン化することで、リモートワークであっても当日中にフォローすることが可能となりました。

マネジメント負荷の軽減

給与の支払や税金の申告・納付など一部の業務は、ツールの仕様の関係で自動化が難しく手作業となっています。そのため、業務担当者が期限までに業務を行うことを失念する事態がたびたび発生していました。その都度、秘書が担当者に対してリマインドを行いフォローする作業が発生していました。

これらの作業については、RPAで自動でタスク管理ツールへタスク化し、かつ作業締め切りの数日前に自動でリマインドするようにすることで作業漏れをゼロにしました。

社内業務の自動化

既存業務を自動化し、のべ30時間の業務時間を削減しました。

  • 業務の自動化:4件(RPAのフローの作成増加数:6件)
    • 給与計算業務のリマインド
    • 従業員の稼働時間と作業内容収集
    • 交通費精算申請
    • 給与明細作成・配布

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