近年、ペットの同伴を認める職場が増えています。最近の研究によると、ペットフレンドリーな環境で働く従業員の大多数は、ペット同伴不可の企業で働く従業員と比べて、会社が従業員の精神的・健康的な幸福をサポートしていると感じ、職場でより緊密な絆が形成され、他人にも職場を勧めたいと考えています。さらに、ペットフレンドリーな企業では、生産性が向上し、従業員の会社への忠誠心が高まると証明されました[1]。
また、2020年に発表された研究では、ペットを飼うことは「ワーキングメモリーなどの実行機能」の向上にもつながっていると述べています[2]。
現在の研究では、犬の同伴のポジティブな影響だけでなく、猫の同伴の健康に与える影響や精神的なメリットにも焦点が当てられています。
研究によると:
「猫を飼うことは、頭痛や花粉症といった軽度の健康問題のリスク軽減につながる。猫を撫でると血圧や心拍数が低下し、猫を飼うことは心筋梗塞や心血管疾患による死亡リスクの低下と関連している。さらに、猫は飼い主の精神的な支えとなり、否定的な感情を軽減する」[2]。
日本の研究者も、猫のかわいい画像やビデオを見るだけで、ストレスレベルが低下し、仕事や学校での生産性が向上することを証明しました[3]。
私たちも、上記の主張を強く信じています。弊社のオフィスでは、毎日、「ねこちゃん」というふわふわな同僚がお手伝いをしてくれています!
参考資料
[1] The Human Animal Bond Research Institute. Workplace Wellness. habri.org/research/mental-health/workplace-wellness/.
[2] Nagasawa T, Ohta M, Uchiyama H (2020) Effects of the characteristic temperament of cats on the emotions and hemodynamic responses of humans. PLoS ONE 15(6): e0235188. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0235188
[3] Nittono H, Fukushima M, Yano A, Moriya H (2012) The Power of Kawaii: Viewing Cute Images Promotes a Careful Behavior and Narrows Attentional Focus. PLoS ONE 7(9): e46362. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0046362