COLUMN

生成AIライセンス更新。
「利用率」が書けないなら、先に切る3つ

更新期限が近いのに、稟議に書けるのが「使っています」だけ — そうなら先に見るのは3つです。誰が・何に・何回使ったか。答えられない部署・ライセンスは、更新対象から外す。外してから測る。測れた範囲だけ、翌年の更新に残す。

更新前に、切る単位を相談する →

2026.09.13 #生成AI #ライセンス更新 #更新範囲

生成AIのライセンス更新稟議は、「使っています」では足りない

導入の翌年、更新稟議が回る。製品名と金額は書ける。利用率は空欄になる。空欄を埋めるために、現場へ「使っていますか」と聞く。返事は「使っています」で揃う。

その一文では、経営は更新の可否を切れない。切れない稟議は、前年と同じ枚数で通ってしまう現場もあります。通った翌年、同じ空欄が残ることがあります。

先に切るのは感想ではない。誰が、何の業務に、何回使ったかです。これが書けない範囲は、更新の対象から外す判断です。外したあとに測る話と、全員分を更新する話は別です。

「使っています」で通した翌年に残ること

更新稟議に書いたこと翌年に残ること
現場ヒアリングで「使っています」が揃った利用率の定義がない。次の稟議も同じ質問から始まる
アカウント数=利用人数とした発行済みと、週1回以上使っている人が一致しない
全社一括で更新した使っていない部署の分も残る。改善の対象が広がる

3つ目が重い。測れていないまま枚数を維持すると、翌年の稟議は「今年も使っています」を増やすだけになる。切る単位がないと、診断も改善も対象が全社になる。

更新対象を切る判断軸 — 誰が・何に・何回

数字が無いなら、先にこの3つだけ切る、という整理が使えます。答えられない項目がある部署は、更新の対象から外す。外した範囲で測る。測れた範囲だけ、翌年の更新に残す。

  • 誰が:アカウント発行数ではなく、直近4週間に1回以上使った人。部署名まで特定できるか。
  • 何に:検索の代わりか、ドラフト作成か、社内規程の参照か。業務名が言えるか。言えない利用は「使っています」に戻る。
  • 何回:週次で何回か。1回試して止まった人と、業務の手順に入った人は、同じ「利用」にしない。

3つとも即答できる部署だけが、更新の対象に寄りやすいです。即答できない部署は、更新を見送るか、測ってから判断するか——貴社の契約・稟議ルールに合わせて分ける、という整理です。測る対象と更新対象を同じ枚数に載せない、という切り方が多いです。

測り方の指標そのものは、生成AI定着の3指標に書いています。本記事は、その数字が無いときに更新範囲を切る話です。

測れていない範囲を、更新対象から外す

全社一括が楽に見える。全社一括のまま更新すると、翌年も同じ空欄が残りやすい、という現場が多いです。先に切る単位は、全社ではなく部署か、ライセンス種別か、対象業務です。

切った範囲は「失敗」ではない。測る対象を狭めた判断です。狭い対象で、誰が・何に・何回が書けたら、その範囲だけ翌年の更新に残す。

外部の診断を使う場合も、対象は切ったあとが扱いやすいです(当社のMetamonも同じ前提です)。全社の感想を集めるだけでは、更新稟議の空欄は埋まりにくい、という整理です。

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利用率が書けない更新稟議 — 提出前に、切る単位だけ整理しませんか

「誰が・何に・何回」が言える部署と、言えない部署から分けます。当社の診断(Metamon)はこの1行が入口です。社内稟議資料の提出は不要です。フォームは1行(不明なら部署名のみ)。

更新対象の切る単位を分ける →

参考
測り方: 生成AI定着の3指標
外部診断の範囲: 社内で測れない部署だけ外に出す
来期予算: アカウント数のまま通さない切り方
展開順序: 全社一括配布から始めない
効果欄: 「便利だった」で書かない
当社サービス: メタモン(生成AI活用状況診断)

本記事は一般的な整理であり、法令・社内規程・契約条件の助言ではありません。