COLUMN

利用率が社内で出せない部署だけ、
外部診断の範囲を切る

ログが取れない。情シスはアカウント数しか出せない。全社アンケートの前に決めるのは、外部診断に載せる部署です。言える部署は外す。計画書は不要です。

言える部署と言えない部署を分ける →

2026.09.13 #生成AI #外部診断 #診断範囲

外部診断を全社で発注しない

ログが取れない。情シスに聞くと「アカウント数なら出せる」。現場に聞くと「使っています」。更新稟議の空欄は埋まりにくいです。

ここで全社アンケートを回すと、感想は集まりやすい。一方、稟議に載せる利用率の定義まで揃うケースは限定的です。診断を外に出す判断も、対象が全社のままだと同じ空欄に戻りやすいです。

更新稟議で更新対象を切る話は別記事です。本記事は、社内で数字が出せない部署を外部診断に載せるかの判断だけを書きます。

先に切るのはベンダー選定ではなく、測る範囲です。誰が・何に・何回が既に言える部署は外注しない。言えない部署だけを診断の対象にする。

外注前の社内状態と、稟議に載るか

外注前の社内状態外注後に稟議へ載るか
対象部署が未確定(「全社で」が残っている)レポートは厚いが、更新判断に使える行が少ない
誰が/何に/何回のうち1項目だけ社内で言える言える項目は社内数字、残りだけ外注——混在表にしやすい
対象部署と「言えない項目」が1行で書ける切った範囲の利用率だけ、稟議の行として載せやすい

対象が全社のまま外注すると、成果物は全体感のレポートになりやすい。更新稟議が欲しいのは、切った部署の数字です。

診断を外に出す範囲 — 言えない部署だけ

範囲の切り方は、更新対象を切る判断と同じ軸です。診断は、切ったあとの測る作業です。

  • 言える部署は外す:誰が・何に・何回が即答できるなら、社内の数字で稟議に載せる。外注しない。
  • 言えない部署だけ入れる:ログが無い、業務名が言えない、週次の回数が無い。ここが診断の対象です。
  • 全社を一度に入れない:対象が全社のままなら、先に範囲を切る。切れないなら、診断の発注も待った方が扱いやすいです。

測り方そのものは、生成AI定着の3指標に書いています。本記事は、その数字を社内で出せない範囲だけ外に出す話です。

外部診断を使う場合も、対象は切ったあとが扱いやすいです(当社のMetamonも同じ前提です)。他社・社内測定でも、全社一括より「言えない部署だけ」が稟議に載せやすい、という整理です。

外に出すときに渡すもの — 計画書ではない

診断の発注に計画書は要りません。事前に書けるのは、対象部署名と、いま社内で言えない項目(誰が/何に/何回のどれか)だけで足ります。製品名とライセンス枚数は分かれば添付、不明なら相談時に口頭で結構です。

全社の感想メモを先に渡す必要もありません。稟議に載せたいのは、切った部署の数字です。

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利用率が出せない部署だけ、先に切ってから測る

言える部署と言えない部署から分けます。当社の診断(Metamon)はこの1行が入口です。計画書・社内資料の提出は不要です。フォームは1行(不明なら部署名のみ)。

言える部署と言えない部署を分ける →

参考
更新範囲の切り方: 利用率が書けない更新稟議
測り方: 生成AI定着の3指標
来期予算: 残す行と切る行で決める
展開順序: 全社一括配布から始めない
当社サービス: メタモン(生成AI活用状況診断)

本記事は一般的な整理であり、法令・社内規程・契約条件の助言ではありません。